マイホームの工法 その3
マイホームの建築方法にはさまざまなものがありますが、ここでは北米から輸入された工法で『ツーバイフォー工法』と呼ばれる工法を紹介したいと思います。
ツーバイフォー工法とは、床や壁をパネル状にして組み立てていく…つまり壁や床を『箱』のように組み立てていく工法をいいます。
木造在来工法では柱と筋交い(斜めに通す柱)を用いて家の荷重を支えますが、ツーバイフォー工法は壁で荷重を支えることになります。
これはつまり、壁が構造体の一部になっているということです。
そのため、間口の大きさや壁の大きさがある程度制限されてしまいます。
と言うことは、ツーバイフォー工法は木造在来工法ほど広い開口部を確保することができず、また間取りを自由に楽しむことができないということになります。
これはツーバイフォー工法のデメリットと言えるでしょう。
しかし、ツーバイフォー工法で建てられたマイホームというのは、耐力壁に囲まれており、耐震性にたいへん優れているというメリットがあります。
日本は地震が多い国であると言われています。
ですからこれから建てるマイホームに、耐震性を求める人がたいへん多いのです。
そこで、ツーバイフォー工法は木造在来工法に比べて、より安定した強度を得ることができますので、人気が上昇したと言えるでしょう。
さらにツーバイフォー工法では壁に囲まれているので、高気密・高断熱のマイホームとなり、暖房やエアコンの効率が上がることが期待できます。
そういったことから寒冷地でのマイホーム建築をお考えの方には、オススメできる工法といえるのではないでしょうか。
また、ツーバイフォー工法は、比較的安価な材料を使用することや熟練した大工を必要としないことなどからローコスト住宅向きの工法であると注目されてきました。
しかし実際には、日本の高温多湿である気候に合わせるためには、本来の目的であるローコストでの施工はかなり難しいようです。